地域紹介

地域の特色

金沢市街地を流れる浅野川の上流、医王山の麓に位置した里山へ向かい兼六園から車で15分ほど走ると、そこが金沢随一の温泉地「湯涌」です。

新緑、紅葉、雪景色…

湯涌には四季折々の豊かな自然がたくさん残っています。
メリハリのある季節の変化はここに住む私たちの日常を鮮やかに彩り、訪れる人にはいつも新鮮な驚きを与えてくれます。

県道10号、湯涌街道沿いは柚の木が多く植えられ、別名「ゆず街道」とも呼ばれています。
その街道沿い、湯涌にたどり着くまでの田園風景の中にちらりほらり見えるのは奇妙な案山子(かかし)たち。
今やファンクラブまである湯涌の案山子。

ある日現れた、まるで人間と見間違うばかりの見事な案山子を、地元では大事に見守っているうちにみるみる増殖し、 案山子と言えば湯涌と言う人もいるくらい(?!)の珍風景に育ってしまいました。
これも一見の価値があります。

季節ごとに行事やイベントを記しましたが、
それ以外にも一年を通して行われる「朝市」「そば打ち体験」「創作講習」、 またその時だけのイベントなど多々あります。
詳細は周辺施設及びリンクしている施設のページ等でご確認下さい☆

湯涌の四季

湯涌の春はおいしい!

雪が深く厳しい分、春を感じる喜びは別格です。
湯涌の春の訪れは山菜の芽吹きとともに始まります。

雪の中からのぞくふきのとう、タラの芽、ウド、カタハ、ぜんまい、蕨…

ここでは山菜だけ食べていれば生きていける…と思うほどの豊富な種類と量があります。
○○さんだけが知っている山菜スポット、山野草スポットが数多く存在する湯涌の山々。
地元の住民とお友達になれば、更においしい湯涌、奥ゆかしい湯涌を体験できます。
幻の地域野菜「ゆわく蕪(かぶら)」の復活栽培畑も湯涌小近くの街道沿いから見られます。

農家のおじさんおばさんも気合いを入れて指導開始!

春のオススメ行事&スポット

湯涌の住民はクーラー保有率が低い(と思われます)。
夏の湯涌は爽やかで涼しいからクーラーは必要ないのです(反論は無視)。

新緑からこぼれる木漏れ日の美しさ、
田んぼの稲を切って渡る風の爽快さ、
太陽が西に傾いていく時の夕陽の心細さ、
生きている喜びを感じることのできる場所がここにはたくさんあります。

夜には蛙の声が冴え渡り、蛍の淡い幻想的な光が迎えてくれます。
誰でもが宮沢賢治や新美南吉な気分になって、素敵な詩が浮かんでくることでしょう。

初夏を感じる6月下旬、湯涌では地元の大人も子供も参加して「氷室開き」が行われます。
1月大寒の雪を小屋に詰め込み(氷室の仕込み)雪を取り出す(氷室開き)伝統行事。
かつてはその雪を江戸へ運んで将軍に献上していたそうですよ!
江戸に着いた時どんなちっちゃい氷になっていたのか見てみたいものですね。

夏のオススメ行事&スポット

湯涌からはいつでも医王山が見えます。

山を見ながら田植えをし、山を見ながら稲を刈る。
春の雪解け、秋の紅葉、季節の変わり目はいつもこの山が教えてくれます。
今日も山を仰ぎ見ながら、この山の懐に抱かれて暮らしているんだなと感じます。

最近はクマが出るのでなかなか気軽に山歩きができなくなってしまいましたが、
それでもやはりどんぐりや栗やむかごを採りながら、
イチジクやヤマブドウをつまみながら歩く素朴な散歩は、
町中の公園へ行くのとは一味も二味も違います。

なんてったってお金がかからない☆ (持ってても使う場所がありません!)
虫や動物、可憐な草花などとのじわりと嬉しい出会いもきっとあるでしょう。

本格的な山歩きのできる「順尾山・高尾山・吉次山周辺歩道」もあります。
温泉セット持参は必須です。

秋のオススメ行事&スポット

農家の軒先に干し柿の用の柿が規則正しく並び始める11月中旬、
医王山の紅葉も深く色づき、いよいよ湯涌に冬が訪れます。

だんだんと日が短くなり曇天が続く様になる12月には
鰤起こしの雷鳴とともにみぞれや雪が降り始め、本格的な冬の到来を感じます。

冬は寒い&厳しい…
けれど温泉に入りながら眺める雪景色は最高です!
雪が深く厳しいからこそ余計に美しく感じられるってもんです。
そして寒いからこそ、お湯の温かさが身に染みるのです。

兼六園のような雪つりや派手なイルミネーションなどはありませんが、
しっとりのんびりゆったり…そんな言葉が似合うのが素朴なこの町のいいところ。

これから春を待つ間にも、
湯涌では冬を満喫できる楽しいイベントがたくさん開催されます。
けして住民は冬眠などはいたしませんよ。

湯涌街道は「ゆず街道」。
街道沿いには無人の販売所もあります。チョーお得です。

冬のオススメ行事&スポット
     

周辺施設案内

温泉

言わずと知れた温泉街「湯涌」。
金沢市内からわずか20分ほどなのに、まるでどこか遠くへ旅行へ来たかのようなノスタルジックな気分と満足感を得られる金沢の観光スポット。
温泉街には特色有る九つの温泉宿が軒を連ね、伝統を受け継ぎ営業しています。
公共の湯としては総湯「白鷺の湯」があります。

泉質

ナトリウム・カルシウム -塩化物・硫酸塩泉(低張性弱アルカリ性温泉)

浴用の適応症

神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・くじき・うちみ・切り傷・関節のこわばり・冷え性・動脈硬化・痔病・慢性消化器病・虚弱児童・やけど・慢性皮膚病・慢性婦人病

※色々と効能があるのですが、とにかく肌がすべすべしっとりとします!

営業時間

  • 営業時間 午前7時から午後10時まで
  • 休業日 毎月第3木曜日
  • 入場料 大人(中学生以上)350円 中人(小学生)130円 小人(6歳未満)50円

金沢湯涌創作の森

イチオシの体験型施設
県道10号(湯涌街道)の中腹に「金沢湯涌創作の森」はあります。入り口から続く急な坂道を登り切ると・・・そこには異空間が!
登録有形文化財を含む五つの古民家が森の中に忽然と姿を現します。
改装された古民家は、誰でもが使える工芸工房です。

特記したいのはその内容。

  • 染色工房  藍染・草木染、天然染料による草木染め、織の作品制作
  • 版画工房  銅版画、リトグラフ、木版画の本格工房
  • スクリーン工房  シルクスクリーンによるハガキ・ポスター・Tシャツ・グッズ・アート作品制作
  • 藍工房   伝統的な天然藍を発酵建てしている藍染め専門の工房

工芸王国金沢には体験型施設が数多くありますが、上記の体験ができるのは創作の森だけです。初心者の体験教室だけでなく、本格的な作品製作ができるところも魅力です。

創作の森の一角に立つと湯涌の町を一望できます。初めて訪れた人でも、何故か懐かしい気持ちにさせてくれる、美しい日本のふるさとの風景を見ることができます。
ゆったりのんびりとしたい時は自販機もありますが、ただでお茶を飲むこともできます☆

工芸に興味が無くても、広場は家族や友人たちとのハイキング、山菜採り、遠足や写生会、また、野点の茶会などにもご利用いただけます。
「交流広場」はステージをもったすり鉢状の芝生広場なので、イベント会場としても最適。創作の森オープンの時には、オカリナ奏者宗次郎の演奏会が開かれました。
冬期間には雪だるま、竹スキー、そり遊びなども楽しめます。
子供も大人も来て損はありません。市内からは石川動物園よりも近いです!

金沢湯涌創作の森ホームページ

金沢湯涌みどりの里

みどりの里…
湯涌はどこを見渡したってみどりだらけ里だらけですから、もう少し気の利いたネーミングはなかったのかと個人的には思いますが、意外にも新聞の広報欄に取り上げられることの多い、地味ではあるが人気の施設です(R60以上に特に人気)。

何故か?

ここの施設には大きな調理室〔農産加工室〕が備えられていて、そば打ちやら漬け物講習やらジャムやジュース、ハーブティー、味噌づくりなどの体験ができるのです。
おまけにそばは栽培地元農家の皆さんの指導のもと、湯涌地内の圃場で自分で種まきから収穫までして作ることもできます。
園内には果実園・ハープ園もあり、こちらも収穫体験ができます。

また、年単位で低料金で貸し出しをしている「市民農園」も隣接しています。

季節ごとに誰でもが楽しめますので、一年を通してぜひ大いに利用して頂きたいものです。

金沢湯涌みどりの里ホームページ

湯涌朝市

「湯涌みどりの里」内で毎週日曜日開催

  • 4月中旬~5月中旬は日曜日のみ午前7時~8時
  • 5月下旬~12月中旬は日・水曜日開催午前6時30分~8時

地元の農家さんたちが愛情を込めて育てた農産物を販売しています。大根、白菜、ネギなどの野菜から山菜、きなこ餅・赤飯・かき餅などなど。
春にはいちご、秋にはイチジクなどの果実も並びますよ!熟してから収穫するので味は格別です☆

金沢湯涌江戸村

江戸時代へタイムスリップしたかのような錯覚を覚える空間。
加賀藩を中心とした江戸時代の民家、農家3棟、武士住宅1棟、商家2棟、宿場問屋1棟、武家門1棟、総計8棟を湯涌地区に移築し、一帯を江戸村と称して下記の目的で公開しています。

  • 文化財保存
    継承が難しくなっている茅文化の技能者の育成、普及啓発活動及び研修場所としてのセンターとしての役割

村内では古民家独特の雰囲気を生かし、四季を通じて様々なイベントを開催しています。
例えば…

  • 湯涌の昔語りと〝よもぎ餅〟のおもてなし
  • ちりめん古布を利用して髪飾りを制作
  • 田植えの時期に食べられていた朴葉飯のおもてなし
  • はたおり機を使ってコースター制作
  • コマ、けん玉等の昔遊びを楽しむ
  • 焼き芋の販売
  • 金沢の奥座敷湯涌温泉旅館でいただく季節の料理と江戸村のガイドツアー
  • 季節の花や自生する草花を利用して、お月見の夜に飾る花飾りの制作

などなど。

温泉街から近く気軽に参加出来るので湯町散策の愉しみの一つに加えてはいかがでしょう。

金沢湯涌江戸村ホームページ

金沢湯涌夢二館

総湯「白鷺の湯」のお隣、ドーム型の瀟洒な建物が夢二館です。
金沢湯涌夢二館は、明治17年に岡山で生まれた詩人画家・竹久夢二を顕彰するために、縁のあったここ湯涌に平成12年4月16日に開館しました。

  • 常設展示室
    夢二とその芸術性を「旅」「女性」「聖書」の視点から改めて問い直し、夢二をとりまく女性たちと金沢との関わりを中心に展示することで、より深く人間性を紹介する
  • 企画展
    彼と関係の深い作家、国内外における同時代の芸術・文化など、様々な視点から、年4回の企画展を開催
営業時間
  • 午前9時~午後5時30分 (入館は5時まで)
  • 年中無休(展示替え時のみ休館)
入館料
  • 一般 300円
  • 団体(20名様以上)250円
  • 65歳以上 200円(祝祭日は無料)
  • 高校生以下 無料

★鑑賞にお得な金沢市文化施設共通観覧券販売

金沢湯涌夢二館 ホームページ

ソフトテニス(Jr.)

主に湯涌小学校の児童主体で活動しているクラブです。

ソフトテニスを通じて健全な心・体を育むことはもとより、スケールの大きな選手・人間になることを目的に日々練習に励んでいます。

「念ずれば花開く」

みんなで
大きな花を咲かせましょう。

チームゆわくJr.
代表 道下 勲

チームゆわくJr.

スタッフ

代表

道下 勲[石川県小学生ソフトテニス連盟強化委員]

コーチ

八田 直樹

練習日・活動場所

平日 19:00~21:00[週2~3回]
土曜日 不定期

湯涌小学校体育館及び芝原中学校テニスコート

主要大会戦績・ランキング

平成23~29年度 主要大会戦績、石川県小学生ソフトテニスランキング(PDFファイル)

太鼓(小学生)

無限の可能性を持ち備えた子ども達に、いつもワクワクしながら太鼓を教えています。

湯涌ちびっこどこどん鼓真
指導者 中谷 芳明

湯涌ちびっこどこどん鼓真

現在は小学3~6年生9人が在籍しており、毎週2回練習を行っています。
先生は「松岡修三さんのような熱い男」中谷芳明先生5?歳です。
先生の大きな声が道場に響くと、子ども達も気合が入り、太鼓の音も力強くなっていきます。
H24年11月に行われた第15回日本太鼓ジュニアコンクール石川県大会では優秀賞をいただき、H25年3月24日に行われる全国大会に出場しました。
「見ている人に感動してもらえる太鼓」を目指し、頑張っています。

練習日・場所

毎週火・木曜日 17:30~19:00 湯涌小学校・芝原中学校柔道場
※いつでも見学可


学童保育(わかばクラブ)

学校から徒歩5分くらいのところにある湯涌環境改善センター2F和室(20畳)のスペースで過ごしています。

季節の行事(花見・母の日・父の日・クリスマス・豆まき)などを行ったり、夏休みは皆で健民プールに出かけたり、お泊り会を実施したりしています。

自然豊かなところで、地域の方々との関わりを大切にしながら、楽しく過ごしています。

わかばクラブ
指導員 高坂 外志美

開所時間

  • 月~金曜日 12:00~19:00
  • 土曜日 8:00~18:30
  • 長期休暇中(春・夏・冬休み) 8:00~18:30

対象児童・在籍児童数

湯涌小学校在籍児童 1~6年生

H25年度 15名

指導員

指導員:1名 補助(パート):1名

月謝

一人目:8,000円 二人目(兄弟など):7,000円
※おやつ代2,000円を含みます

お問い合わせ先

076-235-1852

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